事務局
私たちができること ベビースマイル石巻
石巻で妊娠期～乳幼児親子の子育て支援をしているNPO法人ベビースマイル石巻です。
この度の台風１９号による被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
私たちは、東日本大震災が契機となり立ち上がり、地域に根差した活動を続け８年。
また災害があった際には要援護者である妊婦や乳幼児子育て中の方が同じ仲間たちや地域としっかりつながって情報や物資から孤立しないことを願って活動してきました。
今回の災害で困っている妊婦、乳幼児子育て家庭へ救助活動には乗り出せずにおりますが、震災によって当団体が立ち上がり繋いできた支援やつながりを存分に活かしサポートしたいと強く想っています。
【居場所・遊び場】
「マタニティ子育てひろばスマイル」
仮り住まいや避難所でお過ごしの方をはじめ、不安な気持ちのとき、心細いときに、ほっと安心できる場所、リフレッシュ、情報交換、子どもたちも遊んだりゆっくりしたりできます。
震災のあと、居場所はとてもニーズが高まりました。妊婦や乳幼児に関する情報が集まりました。
「出張ひろば ボンボンカフェ」
仮設から復興公営住宅、戸建てに移ってきた妊婦、乳幼児家庭を新しいコミュニティ作りの中で見える化し、地域交流する目的でのぞみ野・あゆみ野で開催しています。見守りスタッフもいます。東日本大震災による仮設開成団地のコミュニティカフェ活動から繋がっているものです。
「出張ひろば ボンボンパーク」
向陽コミュニティセンターのホールで遊び場を作っています。トランポリンや、走り回る！新聞遊びなどのびのび遊びます。
見守りスタッフもいます。ベビスマが立ち上がったときから続いているイベント型の居場所です。イベントまで楽しみに過ごすことも心のケアになります。
「石巻市子どもセンターらいつ(児童館)」
震災後子どもたちが自分たちの居場所、声を社会に届ける拠点、地域を活性化させるために作った「らいつ」を２団体で協力して運営しています。０～１８才が利用でき、小学1年生～は５時まで、中高生は７時まで。０～小学生は保護者と一緒なら７時まで利用できます。ほっと過ごしたり遊んだり、勉強もできます。災害時は大人たちが忙しくなります。子どもたちの力も必要な場面もありますが、休息したり遊んだり、ストレス発散が必要です。
【相談・困りごと】
「子育て世代包括支援センターいっしょissyo」
子育て中のかたが情報を探したり、自分の状況にあう情報を選ぶのは難しいもの。問題が複雑に絡んでどうしたらよいかわからなくなってしまったり。誰に相談したらよいかわからないことを連絡頂ければ一緒に考え、つなぎます。
災害によって家庭環境の変化や妊婦、子育て中ならではの困りごとがでているかた、お役にたてれば幸いです。
【子どもを預かって欲しい】
「ファミリーサポートセンター」
子どもを預かって欲しい市民 と 子どもを預かる市民どうしの支えあいをつなぐしくみです。
災害により家を片付ける、手続きにいく、またはゆっくり休みたいなど理由は問いません。
身近に預かってくれるかたが見つかれば幸いですが、ときに保険適応になる有料サポートのほうがよい場面もあります。
平日は1時間につき600円を預かってくれるかたへお渡しします。利用には登録や事前打ち合わせが必要ですが、出来る限り安心かつスピーディーに預りあいができるように、これまでの丁寧な運営を活かします。
【マタニティ・乳幼児おさがり】
１４日に予定していたマタニティフェスタが中止となりましたが、今回のフェスタのために子育ての先輩たちからたくさんの乳幼児グッツが集まっていました。おさがりは毎回大人気なので、今回も楽しみにしていたことと思います。
また、先日の台風被害で新たに購入が必要になったかたもいらっしゃるかもしれません。
☆おさがりコーナー開設します☆
場所：石巻信用金庫総合相談センター（石巻市のぞみ野２丁目２－４）
期間：１０月１７日～１０月３１日（月～金）〈土曜日２６日は来所予約〉
時間：９：００～１５：３０
お問合せ：０２２５－２４－６８７８
集まっているもの：大きいものは、ベビーベッド３つ、ベビー布団セット、チャイルドシート、ベビーサークル、クーファン、ハイローチェア、バウンサー、メリー３つ、テーブルに取り付けるタイプの椅子、プラのベビーバスひとつにエアーのベビーバス２つ、ベビーガード。洋服は多数。
※ベビースマイルでは市の制度以外でもできることを一緒に考えます。まずはご連絡ください。
【それぞれの場所に震災を経験したママスタッフがいます。気持ちを分かち合えたり、経験した方に聞いてもらうことで安心したり、元気になったり。いつでも、ひとりじゃないよ。みんなで支えあいましょう！子どもたちの笑顔のために】
HP https://www.forbabysmile.com/ |